目次

【はじめに】

 竹下雅敏宗教学講座は、複雑に入り組んだ多くの宗教の本質を、講師竹下氏が系統だって分かりやすく解説する講座です。
 取り上げる宗教は、神智学、ヒンドゥー教とヨーガ、その他の宗教など、全部で50回以上続く予定です。

【受講方法】

・毎週配信される映像をご覧下さい。
・内容に連続性がありますので、はじめから順番に観ることをお薦めします。
(ある回のみ視聴することも可能です)

とき:毎週1回、金曜日にアップ(その後、いつでも視聴できます)
時間:約50分
価格:525円

※映像配信で受講困難な方は、DVDを購入しての受講もできます。
・映像配信の2回毎に、ユニティ・デザインのHPから販売します。
・価格2100円(DVDでは2回分を1枚に収めます。)


初級コース
第1回 受講に当たって

【映像時間】

50分[525円]

【ご案内】

どうぞ右側の試聴映像をご覧下さい。

第1回で紹介された参考図書一覧

1)「マイトレーヤの使命第1巻〜第3巻」ベンジャミン・クレーム著、シェア・ジャパン出版
2)「秘教から科学へ」神尾学著、出帆新社
3)「シークレット・ドクトリン(宇宙発生論上)」H・P・ブラヴァツキー著、竜王文庫
4)「シークレットドクトリンを読む」H・P・ブラヴァツキー著/東條真人編訳、出帆新社
5)「聖なる科学」スワミ・スリ・ユクテスワ著、森北出版
6)「あるヨギの自叙伝」パラマハンサ・ヨガナンダ著、森北出版
7)「魂の科学」スワミ・ヨーゲシヴァラナンダ著、木村慧心訳、たま出版
8)「解説ヨーガ・スートラ」佐保田鶴治著、平河出版
9)「インテグラル・ヨーガ」スワミ・サッチダーナンダ著、めるくまーる社
10)「ヒンドゥー教―インドの聖と俗」森本達雄著、中公新書
11)「マヌ法典―ヒンドゥー教世界の原型」渡瀬信之著、中公新書
12)「 シリーズ世界の宗教 ヒンドゥー教」マドゥ・バザーズ・ワング 著、山口泰司訳 、青土社
13)「沈黙の聖者―ラマナ・マハリシ-その生涯と教え」シュリ・ラマナシュラマム、出帆新社
14)「不滅の言葉―大聖ラーマクリシュナ」マヘンドラ・グプタ 著、 田中嫺玉訳、 中公文庫
15)「幸せを開く7つの扉」ビジネス社


【映像時間】

63分[525円]

【内容の一部紹介】

インド哲学では、霊的世界を次の7つの界層(ローカ)に分けます。
VII. サティア・ローカ
VI. タポ・ローカ
V. ジャナ・ローカ
IV. マハー・ローカ
III. スワー・ローカ(メンタル界・無色界)
II. ブーヴァ・ローカ(アストラル界・色界)
I. ブー・ローカ(物質界・欲界)

 これらのうち、I〜IIIの界は仏教徒によって「三界六道(さんかいりくどう)」として詳細に分析されています。人間は、欲界の第六亜界にある贍部洲(せんぶしゅう)に住んでいます。ヒンドゥー教、インド哲学の思想は、それより上のIV〜VIIまで含んだ7つの界層を想定していますので、仏教よりもっと枠が広いということです
(講演内容を元に編集:文責ユニティ・デザイン) 


【映像時間】

55分[525円]

【内容の一部紹介】

 魂が輪廻転生するという言い方があります。これは正しいのですが、魂は、モナドにぶら下がっているという感じです。あるレベルで言うと魂はある主の究極ですが、もっと細かく分解できて、最後に分解できない究極の原子、それが自分の内側になると思っていただきたい。これは壊れないで転生から転生に永遠に生き続ける、そういう原子があると思って下さい。それがモナド(真我)という存在です。
 シリウスレベル、太陽系レベル等はモナドの進化のレベルのことを言います。一方、進化段階とは意識の進化のことで、それを「位階」と呼びます。重要なのは、モナド(真我)の進化の方です。
(講演内容を元に編集:文責ユニティ・デザイン) 


【映像時間】

58分[525円]

【内容の一部紹介】
「神階」とは、その方が本来どこの界層の方なのかということをお伝えしました。それでは曖昧なので、きちんと定義しておこうと思います。
・顕在意識
・潜在意識
・無意識
私たちはこの世界で意識的な世界で生きているので顕在意識にほとんどの意識を占有されています。ところが霊的な世界では潜在意識が最も重要なものになります。
 神階とは、その方が潜在意識が焦点を合わせている意識の界層のことをいいます。
 神階によって、ホツマの神、ハイアラーキー、人間が分れます。夜叉とか荼吉尼とか一部例外がありますが。

注)講義中で使われた言葉について
「幽界」とは色界(アストラル界)のこと。
「存在界層」とは、現時点で身体をもって存在している界層のこと。

訂正)50分18秒頃
ラーマクリシュナのモナドの位置は、講義中の第6層は言い間違いで、正しくは第5層です。

講義の中で話のあった「東洋医学セミナー」はこちら


【映像時間】

58分[525円]

【内容の一部紹介】

「梵すなわち我は、無限、不死、無際、一切を主宰し、一切に内在するもの」
それを知れば不死になるもの、それがブラフマンあるいはアートマンといわれます。この部分によく当てはまる言葉として、万物の内側にあって、背後から統御するものという意味の「内制者」という言葉があります。
ブラフマンは宇宙そのものとも考えますが、本質の部分で、内側に遍満していて、不変で内側からあるいは外からコントロールしているものと思っていただきたいということです。
 インドの聖典ヴェーダは、不滅のブラフマン(梵)やアートマン(我)を悟ることで転生から解放され解脱すると伝えています。また「梵我一如(ブラフマン(神)とアートマン(自己)は一つである)」という思想があります。しかし、ブラフマンの悟りとアートマンの悟りにはレベルに違いがあるし、なぜそれらを悟ると転生から解放されるか、この思想では科学的視点から見ると心許ないと思います。
(講演内容を元に編集:文責ユニティ・デザイン)

注)ブラフマーはブラフマンを人格化した男神のこと


【映像時間】

50分[525円]

【内容の一部紹介】

 近代インドに二人の偉大な聖者が現れました。一人はラマナ・マハリシ、もう一人はラーマクリシュナです。
この二人はいずれも解脱者ですが、その悟りのレベルは、サハジャ・ニルヴィカルパ・サマーディ(無種子三昧)とケヴァラ・ニルヴィカルパ・サマーディ(無想三昧)と異なっています。この違いによって、一方はブーヴァ・ローカ(色界)の存在(如来)となり一方はブー・ローカ(欲界)の存在(菩薩)にとどまります。
サマーディの深さ広さは様々で、ヨーガ・スートラ(ヨーガ根本教典)に細かく記述されています。パラマハンサ・ヨガナンダはその著書に宇宙意識の体験を記述していますが、それがどのサマーディに相当するかを知ると「解脱」についての理解がより深まります。
(講演内容を元に編集:文責ユニティ・デザイン)


【映像時間】

56分[525円]

【内容の一部紹介】

 ウパニシャッドは聖仙という人が直感によって神から直接聞き取った言葉を綴ったものであり、そこには誤りはないと信じられています。しかし、その内容は明らかに一貫性がないし、相互に矛盾しているところも見られます。今回と次回でウパニシャッドに含まれる大きな流れと問題点、正確な意味ではこうでないといけないというところをざっと見ていきます。その中には、普段聞いたことはないかもしれない、一元論、二元論、不二一元論、マーヤー説、シャンカラ哲学、サーンキヤ哲学などの言葉も現れます。
(講演内容を元に編集:文責ユニティ・デザイン)

注)ウパニシャッドについて
 ウパニシャッドは、サンスクリット語で書かれた、一般には「奥義書」と訳される約200以上ある一連の書物の総称である。各ウパニシャッドは仏教以前のものから、16世紀に作られたものまで、成立時期はまちまちである。紀元前800年から紀元前200年にかけて成立した古ウパニシャッドはバラモン教の教典ヴェーダの最後の部分に属し、ヴェーダーンタとも言われる。古ウパニシャッドの初期にヤージュニャヴァルキヤの教えが含まれる。


【映像時間】

58分[525円]

【内容の一部紹介】

 どうしたら解脱できるか?
ウパニシャッドの解答の一つは、「輪廻の原動力はカルマ(業)であり、善業も悪業も含め、全てのカルマが無くなれば解脱する」というものです。また「解脱者は善悪を超越しており、いっさいの悪をなすことはない」とも書かれています。これらのことについて説明します。

・講義の中で出てきたヤマ・ニヤマ(禁戒・勧戒)についてはこちら
・講義の中で出てきた「チャクラと波動」についてはこちら

注)この映像の収録日時2009年7月23日午後2時30分頃〜午後4時頃です。


【映像時間】

53分[525円]

【内容の一部紹介】

 ウパニシャッドに、人間は5重の体(鞘、コーシャ)に包まれているという記述があります。

5. アナンダマヤ・コーシャ
 (歓喜鞘:コーザル体)
4. ギャナマヤ・コーシャ
 (理智鞘:メンタル体。理智・知性) 
3. マノマヤ・コーシャ
 (意思鞘:アストラル体。意思・心)
2. プラナヤマ・コーシャ
 (生気鞘:エーテル体。生気)
1. アンナマヤ・コーシャ
 (食物鞘:肉体。食物・物質)

 更にこれらの組み合わせによる3身体の理論があります。

 カーラナ・シャリーラ(原因体)
 スークシュマ・シャリーラ(微細体)
 ストゥーラ・シャリーラ(粗大体、粗雑体)

 身体と進化段階と解脱の3つの関係が、「分解する身体」という概念を導入することで整然と理解されます。今回十分に説明できない部分については、次回の第10回総括で説明を加えます。

 また、インドの「解脱」の概念には、ヴィムクティとヴィモークシャの2通りがあり、また、仏教の「解脱」には、慧解脱、俱解脱、心解脱、身解脱など様々な概念がありますが、これらの違いについても解説します。
(講演内容を元に編集:文責ユニティ・デザイン)

【映像時間】

60分[525円]

【内容の一部紹介】

 高い界層の存在も、その存在階層には一番外側の身体である「肉体」を持っています。そして「霊律」から完全に自由ということはなく、過ちを犯すと意識の界層を落としてしまう場合があります。従って、究極の意味では「解脱」はないといえるかもしれません。今回で「意識の進化と界層」については終わり、次回以降では仏教を説明する準備に入っていきます。
(講演内容を元に編集:文責ユニティ・デザイン)